院長のコラム

2010年09月01日 恩師を偲んで

勤務医時代、大変お世話になった先生が亡くなられました。ショックです。
この恩師の考え方、物事の取り組み方がすごく好きでした。

 恩師の物事の取り組み方にとても影響を受けたのは、言うまでもないことです。
現実、医療の取り組みにおいては、個々の進化とともに専門化・最先端化していることは言うまでもないことです。それは、個々の病気を治すことにおいては必ず必要なことです。
 しかし、たとえば、1、2、3と来て、次にいきなり9や10にはならないことです。
4が来て、5になり、試行錯誤を繰り返すわけです。
前立腺癌の患者さんも、風邪もひけば、胃潰瘍や蕁麻疹になることもあるということです。
先進的な前立腺の治療も積極的に行う一方で、他のどの病気にも真剣に対応されていました。
 その時組み方がとても今とはなっては思い出されます・・・・。