2010年11月の記事
2010年11月17日 16:44 肺炎ワクチンについて
高齢者の死亡原因で、肺炎は第4番目です。その肺炎に原因菌は、肺炎球菌という最近です。この肺炎球菌を狙った予防ワクチンです。すべての肺炎の原因菌に有効ではないのですが、主たる肺炎球菌に対しては、効果があり、約８０％抑制すると言われています。
現在、肺炎球菌ワクチンは、成人用（ニューモバックス）と小児用（プレベナー）があります。成人用のワクチンは、２３種類の型に効果があるに対して、小児用のワクチンは、７種類の型のみとなっています。
特に、ご高齢の方に対しては、その有用性が指摘されていますので、ご相談下さいませ。
全国の一部の市町村では、このワクチンの助成事業がありますが、大阪市では、残念ながら、助成制度がないため、現在のところ、自費となっています。
2010年11月16日 17:02 子宮頸がんワクチンについて
子宮頸がんの原因は、原因のほぼ100％、HPV(ヒトパピローマウイルス）というウイルスの感染によって起きるとされています。性行為で、ほとんどの女性が感染していると言われています。しかし、その大半は、自然に治癒しますが、０．１%の女性に癌を発症するとされています。
子宮頸がんは、近年、20代後半から30代の女性に急増し、発症率が増加傾向にあります。
このため、性交渉をまだ経験していない、ＨＰＶ感染前の小中学生の女児に、早期に、この子宮頸がんワクチン接種を済ませることが大切と思われます。
2010年11月15日 14:18 EDの薬について一考
ED治療薬もいろいろ開発されてきて、現在では、3種類が発売されています。バイアグラ、レビトラ、シアリスなどです。今後、さらに新薬が出てくると思われます。
もちろん、この薬は、保険診療外に当たるので、健康保険は使用できず、自費診療になります。最近は、結構、多数の方が希望されていて、当院でも、かなりの数の処方をしております。そこで・・・
2010年11月14日 16:33 今年のインフルエンザワクチン
昨年は、インフルエンザワクチンは、新型と季節型の2種類あるというような、変則的なワクチン接種でした。
さて、今年のインフルエンザワクチン接種は、昨年と違って、1種類のみで、内容は、新型インフルエンザ（1価）と季節性インフルエンザ（2価）の３つに効果がある３価ワクチンを接種できます。現在、受付中です。
