院長のコラム

2010年10月02日 喫煙と禁煙

 街中では、レストランや食堂・タクシーの中まで禁煙が広まっています。また、大きな病院では、病院内はもちろん、病院の敷地内(外)での喫煙もままならない状態です。それこそ、病気で入院するためには、まずは禁煙してからじゃないと入院できないかもしれませんね・・・

 煙草と病気は明らかに関連性があります。肺癌はもちろんのこと、泌尿器の病気においても、膀胱癌などは、明らかに危険度は相関し、発症率は高まります。
 国は、アスベストのような発癌性にかかわる化学物質や製品の製造禁止など、すぐに対応できるのに、煙草はなぜ、認めているのかがわからないですね。もちろん愛煙家の方もおられるので、対応は難しいのでしょうか?
 でも現実的には、喫煙により、病気が重度になるし、その上、医療費が増加するのことを考えれば、対応が必要になるのでは・・・・?
 この先、将来、国は、発癌頻度が高くなるのに、煙草の販売を認めたのはどうしてか・・?とかで、裁判になる日が来るのでは・・・そんな気がします。